![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=382x10000:format=jpg/path/sebc75e62b29f4ce5/image/if781aab391b8c53e/version/1569129402/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=10000x287:format=jpg:rotate=90/path/sebc75e62b29f4ce5/image/i3ce3ec0bac83c7b7/version/1569129398/image.jpg)
三連休の中日、宮沢賢治記念館で展示されている寄贈記念「春と修羅」の署名入り初版本を見学に行きました。
これは賢治が稗貫農学校時代の教え子である櫻羽場寛氏の求めに応じて署名された貴重な一冊です。この度花巻市に寄贈されたことを記念として展示されているものです。櫻羽場氏は結婚して安藤氏に変わりますが筆者の中学時代の校長先生とは驚きを感じえません。今でも眼鏡をかけ自転車で学校に通学された姿を思い出します。
西南中学はどちらかと云えば高村光太郎が知られていました。それは大田山口に独居生活を送られたことや教室内に光太郎の書「心はいつでも新しく毎日何かしら発見する」が掲げられていたこともあります。しかし身近に賢治と交流があり署名を頂いた「春と修羅」を長く保管されていたことは本当に素晴らしいことと思います。
もしも校長先生が賢治と親しかったことを知っていれば、その時賢治の思い出などを聞かせていただければ嬉しかったと思います。縁を感じながら実物を拝見しました。