士業には弁護士、税理士、司法書士などさまざまな専門職があります。これらの方とつながりを持つことはとても大切なことと思います。仕事をすすめる中で、争いや法律問題が生じた時はもちろん行政書士の手から離れます。依頼者に対しては、丁寧に説明をし弁護士につなげていくことが必要になってきます。税金の問題が発生すれば基本的には税理士に連絡し、受任した業務を離れることも必要になります。同様に司法書士は登記を専門に扱いますので、土地家屋をはじめ会社設立に伴う登記も行政書士の専門外のこととなりますので、その時点で司法書士に業務を委ねることになります。
開業の挨拶を兼ねて、これら専門職の方々の事務所を訪問し名刺交換させていただきました。当初はチラシを持参することも考えたのですが、せっかくホームページを作成したのでアドレスを入力し、後で閲覧していただければ幸いと思いました。
士業との接点で気をつけなければならないのは、「業際問題」ということです。以前ブログでも書きましたが遺産分割書に関わる業務の中で争われた問題があります。相続はともすれば”争続”とも言われるほど相続人同士の争いに発展することがあります。このような状況になれば、行政書士が扱う業務ではなくなります。そこの見極めが重要と思います。お互いの業務を尊重しながらすすめるのが大事と思います。もちろん未だそのような案件はないですが・・・