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介護の人手不足


九州南部地方は梅雨前線の停滞によりお大雨の被害が続いております。心よりお見舞い申し上げます。

 

さて、朝日新聞岩手版7月3日付け「現場から2019参院選 介護の人手不足」について報じています。

 

その内容は次のとおりです。

・ 介護職員の不足は25年には約3,200人に増えること

・ 介護機器の導入は機械で代用できるのはまだ一部で利用者の質のためには人材が必要

・ 新たな在留資格「特定技能」による外国人材は大きな存在だが賃金の高い都市部へ流出が心配

というものです。

 

高齢者が増える一方で介護職員の確保は深刻な問題です。施設を開所するにも人材が集まらず規模を縮小したり延期する例も見受けられます。国も介護職の手当を見直したり、外国人材の受入れを積極的に推進するなどしてその重要性を認識されております。

 

解決策は直ちには見つかるわけでもありませんが、先ごろ複数の社会福祉法人がお互いに連携する動きが報じられていました。介護人材の確保や交流、研修の企画、職場環境の改善などを研究することがあるかも知れません。